■中学進学前にしておきたいこと
2019.02.07 Thursday
こんばんは♪茂原市の進学塾好学舎&青葉予備校です。
今日はからっと晴れて1日過ごしやすい日でした。
進学塾好学舎では、先週末から現小6生(新中1生)の問い合わせが多くなってきました。
やはり中学に入る前に準備をしたいという、保護者の方が多くなってきているようです。
3月から通塾を開始するメリットは2つです。
中学入学前に「小学内容の総復習」と「中学の勉強の先取り」。
この二つがしっかりできると、だいぶ違ってきます。
小学内容の復習としては特に算数が重要です。
割合、速さなどはすぐに文字式でその利用が求められますので、
そこで躓いてしまうとなかなか中学内容に入れません。
しっかり出来ている子は応用する岳でよいので、
スムーズに入ることができどんどん差が開いていきます。
先取りでは英語。
中学英語では小学英語より文法が前面に出てきます。
「小学校の時の英語とは雰囲気がちょっと違うな」と、
人より1ヶ月早くそれを感じられればそれだけでも大きなアドバンテージです。
小6生は現在、2月23日に実施する【小学内容総チェックテスト】の参加を受け付け中です。
また、中学生では来週11日から【後期期末テスト対策】を実施していきます。
ブログを見て下さっている方の参加もOKですので、ぜひお気軽にご連絡ください。
■5乗根100、5乗根1000
2019.02.07 Thursday
こんばんは♪ 茂原市の進学塾好学舎&青葉予備校です。
私大の薬学部志望の生徒がいて、化学の過去問の質問にきます。
この大学では毎年のように、pHが出ていて、そこから濃度を求める…という問題が出ています。
ところが、計算していくと最後に、どうしても五乗根100や五乗根1000を求めないといけない。
しかもこの濃度計算がもとになって中和滴定の計算をすることになるので、ここでつまずくと5題くらい連続で間違えてしまうようになっていて…
五乗根100は、実は地学では星の等級で使う。
ので、五乗根100=2.5、五乗根1000=4.0は常識として知ってろ!・・・ということなのか???
生物でも、インドール酢酸の化学式が書いてあって、「この植物ホルモンの名称とはたらきを3つ述べよ」はまだしも「2,4-ジクロロフェノキシ酢酸」の構造式が書いてあって、「この化合物の名称と、この物質がイネ科以外の植物に与える影響を述べよ」と。
教科書はおろか、資料集にも載っていない。
「生化学辞典」(東京化学同人刊)にも、説明がない。
植物ホルモンはまだいいが、農芸化学が専門の人でもないと。
こんな感じて市販はされているらしいが。
ちなみにウィキペディアさんにおうかがいをたてると。
2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-ジクロロフェノキシさくさん、2,4-dichlorophenoxyacetic acid、略称 2,4-D)は、除草剤の一種である。植物ホルモンであるオーキシン様の作用を持つため、植物ホルモン剤としても使用されることがある。双子葉植物の茎頂に作用して異常な細胞分裂を発生させることによって枯らす作用があり、温度が高いほど除草効果が著しい。一方、イネ科などの単子葉植物にはあまり影響を与えず(選択性除草剤)、水田や芝の除草に広く用いられている。除草剤として市販される際には、無機塩類(ナトリウム塩類など)や有機塩類(アミン塩類)、およびエステルの製剤とされる。
だそうです。
先ほどの化学の問題といい、この生物の問題といい、おそらく正答率は0%なのではないかと思う。
ちなみに、5乗根100や24Dのはたらきを即答できる高校や予備校の先生がいたら教えて欲しい。
(24Dはもしかしたら、農業高校の先生なら知っている人もいるのかな?)