■学力の剥落現象
2019.03.12 Tuesday
こんばんは♪茂原市の進学塾好学舎&青葉予備校です。
20年ほど前から、「学力の剥落現象」という言葉が言われはじめました。
学校で習った内容が、テストではよくできている。
なのに、数年すると、忘れ去られてしまう。
今、中学生はアトランダムな算数・数学の確認をしています。
すると、小4の「割合」とか「概数」は、かなり剥落しています。
学校ではかつて、「スバイラル学習」と言って、同じ単元を毎年、だんだん内容を難しくしながら、学習し、定着を図るようになっていました。
学力の、二極化の原因はこの辺りにありそうです。
理科でいえば、小学校での実験・観察が少なすぎます。
算数も同じで、「円周率」を自分で丸いものから求める、とか、「すいの体積」を模型に水を入れて三分の一であることを確かめるとか、やってない。
学校が学校教育をやってなければ、塾教育も成り立ちにくいと実感。
逆に、塾がそういう教育をしなくてはならないと思いました。
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